双極性障害と診断されて、自分なりに変えようとした事です。ここでは、「取り入れた事」について触れていきます。
サッカー観戦
サッカー観戦は趣味です。双極性障害と診断されるまで、いわゆる「サポーター席」という席で観戦していました。跳んだり叫んだりして選手を応援する席です。
そういう席で応援していると、おのずと応援に力が入ります。勝てば最高にテンションが上がるし嬉しいのですが、引き分け、もしくは負ければその分落ち込みます。その振れ幅は大きくて、精神的な負担をしばらく引きずります。
そこで、観戦する座席を、ゆっくり座って観られる端の方に変えました。サッカーから少し距離を取り、試合の結果に精神が大きく影響を受けないよう、いろいろ工夫しました。その結果、精神的にはだいぶ落ち着きました。その代償として、サッカー観戦の楽しみは大幅に削られましたが、今でもそのチームは好きだし、全国どこでもネットで生中継される時代なので、「ゆったりと楽しむ」というスタンスで応援しています。
言い訳を見つける
双極性障害でつらいのは「鬱期」です。僕の場合、コロナウィルスが流行り始めてからずっとです。何しろ「友人と集まれない」という時期が長すぎました。サッカーも中断になりました。この自粛期間が長い「鬱期」への入り口でした。いま思えば「この時は軽躁だったかも」と思う時期すら、体感的には落ち込んでいるのです。
そうすると、どうしても身体が動かない、起き上がれないという日がどうしても出てきます。そういう時、「今日がダメな理由」を探しがちで、考えれば考えるほど落ち込みます。
実際、起き上がれなくなるほどつらい事はよくあります。その時「仕方ないよな」と思える理由をいくつも持っておく事が大事です。「気温差」「気圧」「天気」「前日の仕事の負荷」などです。悩むくらいなら寝た方がいいです。言い訳は悩まないための保険です。
重要なのは「これは気温差に決まっている」と決め付けないことです。いろいろな要因があります。「気温差のせいかもしれないな」くらいでいいのです。悩まないことが重要です。